即日融資できる?銀行のカードローン

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即日融資できる?銀行カードローン【自主規制で変わる審査基準と変わらぬ低金利】

テレビCMからも分かる銀行カードローンの現状

 

近年テレビCMはもちろん、インターネット・電車やバスの中づりなど銀行カードローンの広告を日常で目にすることが多くなりました。
ところが2018年になると、朝の通勤・通学前や夕方から夜ごはん時(こどもがテレビを目にする時間帯)に銀行カードローンのテレビCMをあまり見かけません。
この裏には銀行カードローン業界を揺るがすほどの経緯があったのです。
かつては銀行から融資を断られた人が消費者金融(サラ金や街金)やクレジット会社でお金を借りるのが通常の流れでした。
しかし2010年の貸金業法改正によって、消費者金融(サラ金や街金)やクレジット会社は年収の3分の1を超える融資ができなくなったのです。
この仕組みを総量規制といいます。

 

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銀行カードローンと言えば、貸出上限額について総量規制が適用されないことから融資額が高いといったメリットがあり、消費者金融等から顧客が流れました。
また銀行カードローンは消費者金融のカードローンに比べて金利も低く抑えられており、利用時の負担が少ないことから急速に融資残高を増やします。
結果2014年3月あたりを境に貸金業者と銀行の無担保ローンの融資残高が逆転しました。
そもそも国が貸金業法を改正したのは、消費者金融等からの過剰な借入れによって多重債務や自己破産、自殺者が増大し社会問題となったことが要因です。
日本弁護士連合会が実施した調査結果によると、銀行カードローンを利用して年収の3分の1を超える額を借入れをしている人、借入時に収入証明書を提出しなかった人が過半数にのぼりました。
このような返済能力を十分に確認しない銀行の過剰な貸付によって、旧貸金業法時代の融資による社会問題と同じことが繰り返されていると各種メディアで銀行カードローン問題が報道されるようになります。
その流れを受けて、2016年10月日本弁護士連合会は「銀行等による過剰貸付の防止を求める意見書」を内閣総理大臣、内閣府特命担当大臣(金融)、衆参両議院議長、全国銀行協会会長宛に提出しました。
そして国会でも銀行の行き過ぎた融資拡大を問題視し、2017年9月金融庁によるメガバンク・地方銀行への立入り検査を発表します。

 

厳しい風当たりを踏まえ、全国銀行協会が広告抑制を申し合わせたほか、メガバンクや一部地方銀行は即日融資の禁止や審査の厳格化など自主規制を導入することに至ったのです。

 

自主規制の内容
金融庁立入り検査以前 金融庁立入り検査実施後
保証会社審査への依存 返済能力審査を保証会社に依存(丸投げ状態) 銀行自ら審査モデルを整備 審査基準の改善
収入証明書の取得基準 融資額200〜500万円超 50万円超
融資上限枠 各銀行で様々(年収と同額もあり) 年収の2分の1や3分の1
即日融資 可能 停止
広告・宣伝 「収入証明書不要」などの不適切な文言あり テレビCMの制限なし 不適切な文言削除 テレビCMは午前7〜9時午後5時〜10時原則NG

 

銀行カードローンでお金を借りるメリット

 

自主規制をしいたことによって銀行カードローンでお金を借りるメリットが少なくなっているのは事実ですが、今でももちろんメリットはあります。

 

消費者金融と比べて低金利で借入限度額が高い

2018年7月1日現在

金融機関名 楽天銀行カードローン みずほ銀行カードローン 三井住友銀行カードローン じぶん銀行カードローン
金利 1.9〜14.5% 2.0〜14.0%※1 4.0〜14.5% 2.2〜17.5%
借入限度額 800万円 800万円 800万円 1,000万円

※1 みずほ銀行で住宅ローンの借入がある場合0.5%優遇措置あり

※1 auユーザーの場合最大0.5%優遇措置あり

 

大手消費者金融の金利が概ね3.0〜18.0%程であるのに対して、銀行カードローンは低金利といえます。

また借入限度額も大手消費者金融は800万円であるのに対して、銀行カードローンでは1,000万円を超える商品もあります。

 

ATM手数料無料が多い

カードローンを利用している銀行だけでなく、他の金融機関やコンビニATMも手数料無料で利用できるケースがあります。
通常借入時や返済時に手数料が発生するものなので、利用頻度の多い人には銀行カードローンの手数料無料はうれしいポイントです。

 

会社や周りにバレない

カードの受け取りは、銀行やATMに行くので知人に見られても気になりません。
また審査時の在籍確認も銀行名で問合せがあるため、周囲にバレる可能性は低いです。

 

銀行カードローンでお金を借りるデメリット

 

審査が厳しく時間がかかる

銀行による自主規制がかかる前は、審査も比較的ゆるめでスピーディーでしたし、借入額は年収と同額まで可能なケースもありました。
現在は融資審査態勢が整備され借入れ金額によって、収入証明の提出が義務化されましたし、借入れ上限額も消費者金融と同水準です。
また、警察庁のデータベースに照会する手続きも導入されたことによって審査結果がでるまで時間を要します。

 

 

他のローン審査に影響する場合がある

銀行カードローンの利用状況によって、他の住宅ローンや自動車ローン等を組もうとする時に審査落ちや借入れ金額の減少など影響を及ぼす場合があります。

 

無利息サービスを利用できる銀行が少ない

大手消費者金融で利用できる便利な無利息サービスですが、銀行カードローンでは取扱銀行が少ないです。

 

 

金利が変動制のため上昇のリスクがある

銀行カードローンでは変動金利が広く採用されており、金融情勢等により都度見直しがされます。
金利が上昇した場合は、返済額が増えてしまうリスクをはらんでいます。

 

銀行カードローンまとめ

銀行カードローンを取り巻く状況は2017年を節目に大きく変わりました。
それまで可能だった即日融資ができなくなったり、総量規制と同水準の自主規制を設けたことによって、キャッシングを利用しにくくなったことは事実です。
それでも消費者金融のカードローンに比べて、低金利なことは変わらないメリットです。
審査の厳格化はデメリットの人もいますが、借りすぎによって多重債務に陥らないための対策を銀行側がしてくれたといえます。
このようにメリットとデメリットを理解したうえで計画的に利用すれば、銀行カードローンは生活を支えてくれる有効なキャッシングの選択肢といえます。

 

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